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05年最もブレークした格闘家・所英男がメーンでタイトルマッチを行なったZST旗揚げ3周年記念大会「ZST.8」が23日、Zepp Tokyoで行なわれた。
所が保持するのはグラップリング・トーナメント「GT−F」のチャンピオンベルト。04年3月に行なわれた大会では、下馬評を覆して勝ち上がり見事優勝している。今回はそれ以来のグラップリングマッチであり、プロ戦績無敗の強豪ジェイソン・ラインハートを迎え初防衛戦に挑んだ。
筋肉が隆起した見事なマッチョボディを誇るジェイソンは、パワフルな組み手で所を揺さぶっていく。しかし所はパワーで勝る相手に正面から組み合わず、トリッキーな飛びつき腕十字を仕掛けていく。ジェイソンの豪快なタックルにテークダウンを許す場面も見られたが、バネのように素早く動きパスガードを許さない。スタンドへ戻り、両足タックルで倒された所は下からジェイソンの足を取りヒールホールド。これが逃れられるとすかさずひざ十字固めを極め、2分27秒でタップを奪った。
電光石火の極めの速さに観客は大歓声。3周年のメーンを見事に締めた所も「僕のホームリングはZSTです!」と“ZSTラブ”を高らかにうたいあげ、観客の声援に応えた。
大会後の会見では未だ決まらぬ「Dynamite!!」の対戦相手に対し、「誰でもいいと思っています。ボブ・サップでも対戦する気持ちは変わらないです」と改めて宣言。所が体重差もいとわぬ姿勢であることから、思わぬ仰天カードが実現するかもしれない。
セミファイナルでは元修斗フェザー級王者の大石真丈に“小さなチェ・ホンマン”奥出雅之が挑む一戦が行われたが、大石が2ラウンドに三角絞めで一本勝ち。バックを取られた状態から足関節、アームロックと積極的に仕掛け1ラウンドの流れを作った奥出だが、大石の壁は厚く一歩及ばなかった。
第4試合にはヒクソン・グレイシー主催の組み技大会「ブドーチャレンジ」で準優勝した勝村周一朗が凱旋出場。全く情報のない対戦相手キット・キウの鋭い打撃に手を焼いたが、寝技に持ち込みグラウンドコブラで締め上げると腕十字で仕留め、業師ぶりを見せつけた。
第1試合 フェザー級シングルマッチ ZSTルール 5分2R
川名 蘭輝
(ロデオスタイル) △
2R ドロー
△
小澤 健一
(パレストラ八王子)
第2試合 クルーザー級シングルマッチ ZSTルール 5分2R
渡辺 悠太
(Aスクエア) △
2R ドロー
△
大類 宗次朗
(SKアブソリュート)
第3試合 ライト級シングルマッチ ZSTルール 5分2R
佐東 伸哉
(P’s LAB東京) ○
2R 2分47秒
アームロック
●
金原 正徳
(総合格闘技 武蔵村山道場)
第4試合 フェザー級シングルマッチ ZSTルール 5分2R+3分1R
勝村 周一朗
(勝村道場) ○
1R 4分11秒
腕ひしぎ十字固め
●
キット・キウ
(米国)
セミファイナル フェザー級シングルマッチ ZSTルール 5分2R+3分1R
大石 真丈
(SHOOTO GYM K’z FACTORY) ○
2R 0分44秒
三角絞め
●
奥出 雅之
(ゴールドジムサウス東京)
メーンイベント GT-F選手権試合 GT-F(グラップリング)ルール 5分2R+3分1R
[王者]
所 英男
(リバーサル)
○
1R 2分27秒
ひざ十字固め
●
[挑戦者]
ジェイソン・ラインハート
(米国)
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